愛おしい痛み






友人の愛犬が命を終えました。

16歳と半年、大型犬ですが最近まで散歩もできていて、あっぱれな大往生です。



と他人から言われても嬉しくもなんともないのが飼い主心情だと思う。

老犬になれば大きな病気がなくとも色んな不具合はあるわけで、

失う恐怖と戦った日々だったと思います。



今はその恐怖は去り、日に日に増す居ない感が新しい痛みになるでしょう。

車に乗るたびからっぽの助手席を見て泣き、

リビングがやけに広く感じて泣き、

一緒に散歩した道を見ては、ニオイを嗅ぐ様子を思い出して泣き、

何をしていても頭から離れない。いてもたってもいられない。




でもね、それも貰った幸せの一部分。

楽しい事や嬉しい事が犬との生活の主作用とするなら、

喪失の恐怖や痛みは副作用。

喜びも悲しみも、ぜ~んぶセット。





やがてその痛みも鋭さがやわらぐ日が来るけど、

忘れたわけでも、慣れたわけでもない。

痛みさえ忘れたくないだろうし。

一生消えない愛おしい痛み、

やがて心の一部になるから心配しないでね。





宇都宮時代の馴染みの最後の一頭、私にとっても一時代の終わりを感じます。

沢山の思い出を共有できて幸せです。




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ナルディ、天国でうちのみんなに会ったらちやほやしてもらって。

ちょっとしたハーレムだよね?

どんぐりが行ったらそうはいかないよ。

でもその時が来たら、どうかよろしくお願いしますね。