河津桜と3.11





「日本人にとって桜はどうしてそんなに特別なのか」



以前カナダ人に尋ねられた質問が、ずっと心に残っています。

1年中なにかしらの花は咲いているのに、何故に桜だけ「花見」をするのか、

おとなしい日本のサラリーマンが花見で豹変する意味がわからないと言ってました。


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桜の咲く季節は「年度はじめ」日本の1年の始まりは実質4月が多い。

卒業入学や新学期などの新しい生活が始まり、

会社も財務上の新年は4月から、新入社員や転勤などで人との出会いや別れ、転機。



桜を待ち望む気持ちは、

寒い冬からの解放を心待ちにした春の訪れとともに「新しい事への期待」ではないかと思います。



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また、桜の花の短さ散るさまに人生の儚さを重ねるのでしょう。

「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

椿じゃダメなのか?とも聞かれましたが、

椿の潔い散り方は儚さを表すのには風情がいまひとつかも・・?

「風情」も日本的だなと思いました。



ライブラリ - 6863


以前は私にとって染井吉野が新しい事への期待のシンボルでしたが、今は河津桜。

震災で3.11に新しい1年を強く感じるようになり、ちょうど河津桜がキレイです。

やはり桜が特別なんですね、日本人って。



震災から4年。

愛する人を失った遺族の方たちも桜を待ち遠しいと思えますように。

私ができる事は東北の物を買うくらいになってきましたが、これからも忘れません。